貯蔵庫には樽詰めされた樽がずらり。

樽の種類は5種類あり、大きいものは480ℓ、小さいものは180ℓ。
小さいほど、樽とウィスキーの触れる面積が多く、大きい樽は触れる面積が少ない為、長い時間がかけて熟成させるそうです。
ホワイトオークやスパニッシュオーク、みずならetc…オークの種類でももちろん味わいや香りが異なります。
また、樽の貯蔵場所によっても違いがでるそうです。
(入り口に近いとか…上の段・下の段とか…)
その為、一つとして同じものはない!
すごいですね~神秘的ですね~
ピークがそれぞれ違うため、寝かせればいいと言う訳でもないそうです。
天使の分け前♪ 可愛い呼び名です。

12年熟成樽と4年熟成樽の中身です!
1年で2~3%蒸発し、年々減っていきます。
12年ともなるとかなり減るのですね~また、ふか~い色合いです。
空調設備はないので、季節や温度により蒸発の度合いは違います。
それにしても…貯蔵庫内のツーンとした香りがかなりきつい。不調を訴える人も…以前こんな香りではなかったのに…
質問してみると、今の暑くなりはじめは、樽の木が膨張し蒸発する量が多いようです。
さて、お楽しみの試飲♪


先日、発売された「シングルモルト 山崎」のハイボール。
山崎12年と比べると甘い香りが少ないですが、ハイボールでスッキリ。
少ないとはいえバニラの香りもあります。
二杯目は「シングルモルト 白州」のハイボール。
先月、白州蒸留所を訪問しましたが、それから白州も結構好きです。
若葉を思わせるスッキリとした香り。ミントを思わせます。
三杯目は「山崎12年」の水割り。
やはり、濃厚な甘み香りと飲み応えは熟成を感じさせます。
まろやかで贅沢ですね~
「ソーダ割り」は泡がスッと脂を洗い流してくれるので、焼肉や焼き鳥などに合うようです。
「水割り」は肉じゃがのように、甘みがある食事に合います。
では、有料試飲コーナーへ…


「山崎蒸留所ニューポット」(左手)!
先程のツアーの最中に嗅いだニューポットのように、もろみや焼酎っぽい香り。
そのイメージと違い、甘味がしっかりありながらもクリーン。
意外な体験。
「山崎12年 構成原酒<シェリー樽>」!
とっても甘い香り。香りが豊かで凝縮感のあるフルーツの香り。
トロッとした香り、シェリーの香り、レーズンやイチジクを思わせます。
甘みがありふくよかで余韻が長く、少しほろ苦さが心地よい。
何度訪問しても勉強になります。
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