「サントリー山崎蒸留所」訪問(H21/5/17)
大阪といっても、京都のほんとすぐ隣町の「サントリー山崎蒸留所」に行ってきました!
日本初のモルトウィスキー蒸留所である山崎蒸留所。今までの歴史が勉強できる資料館があります。
「ウィスキー蒸留所ガイドツアー」を申し込み、蒸留所内を案内して頂きました。
仕込みタンクです。ガラスになっている部分があり、中を覗くことも出来ました。
蒸留するための「ポットスチル」
いろいろな形の「ポットスチル」があります。この形などの違いにより、力強いタイプやおだやかなタイプ‥などの味わいや香りの違いが出てくるそうです。
このような多彩な個性のモルト原酒をつくり分けているのは珍しく、世界でもユニークな複合蒸留所として知られているようです。すごく勉強になりました。
2回蒸留をした後の原酒のサンプルがありました。まだ、透明で香りはウィスキーっぽくなっているものの、焼酎にも似た感じ。
貯蔵庫です。樽がびっしり。いろんな種類の樽がありました。
4年と12年貯蔵の樽の内部をガラス越しにみることができました。
12年目の樽の原酒の色はとても深く、また量も減っています。年に3%程減るようで、これを「天使の分け前」と呼ぶそうです。
試飲ができました。「山崎12年」と「白州12年」をハーフロックで頂きました。ドライバー用にお茶やオレンジジュースも用意されていました。
「山崎12年」は繊細で上品、バニラ香さえ感じさせる甘み、奥行きがあり高級感が感じられます。
「白州12年」はとてもスモーキー。若葉を感じさせる爽やかな香り。
全く違い、ウィスキーの奥深さを感じました。
「ウシスキーライブラリー」では約7000本の原酒が並んでおり、ポットスチルもありとても素敵な空間でした。
そこではテイスティング・カウンターがあり、山崎だけでなくサントリーの扱い製品全ての有料試飲ができます。
「山崎18年」を試飲しました。
「山崎12年」とは全く違うウィスキーに感じました。
バニラ香や甘みを感じた12年とは違い、「山崎18年」はコーヒーやビター・チョコレートのような香り、ほろ苦さやドライな印象を受けました。
とても勉強になり、充実した蒸留所見学でした。