「サントリー 山崎蒸留所」訪問してきました(H22/10/10)
昨年も訪問したのですが、最近のウィスキーブームということもあって本日訪問してきました「サントリー 山崎蒸留所」♪
「仕込槽」…こちらで麦汁をつくります。
「仕込槽」…木桶の仕込槽なんですね~(ステンレスもあるそうです)
4m程あるこの醗酵槽に麦汁を半分程いれるそうです。
酵母によってアルコールとタンサンが作られます。
3日後にはアルコール7%のもろみができるそうです。
木桶を使うことで、山崎の地につく乳酸菌を取り入れれるそうです。
「ピート」
よく「ピート香」というので、そのイメージがあったのですが、もともとは匂いがあまりないのですね~
「ポットスチル」
この「ポットスチル」で蒸留されます。
形が異なる「ポットスチル」により、味わいが異なります。おもしろいですね~
もろみを蒸留し、水蒸気を集め、冷却し、又液体に戻します。
アルコール度数は70%にまでなるとか…
蒸留されたばかりの「ニューポット(蒸留されたばかりの若いモルトウィスキー)」がみれます。
「ニューポット」の香りを試してみました。
ツーンとくる香り。(当たり前ですねアルコール度数高いですから…)焼酎のようです。
「樽貯蔵」
ニューポットに水を加え、約58%にしてから貯蔵するそうです。
12年と4年熟成の樽の中です。
バニリンやタンニンの成分が蒸発し、年に約2~3%ずつ減るそうです。
チャーした樽…樽の内側を焦がしてあります。
これ程たくさんある樽…しかし同じものはないそうです。
樽の材質、貯蔵場所、熟成年数…いろんな要因がありさまざまな香りや味わいになります。
熟成させればさせる程いいという訳ではなく、樽によりピークが違います。それを試飲をしながら見極めます。
通常のピークは12年程ですが、50年ものもあるそうです。飲んでみたいですね~
ちょっと気になった温度…ワインなどは温度管理され貯蔵されていますが、特別そういうことないようです。反対に日本の四季が個性を生み出すのだとか…
試飲です♪
ハンドルキーパーの為飲めませんが…
山崎10年は甘く柔らかな香り。ももやマスカットのようです。
タンサンで割るとその香りが引き立つタイプとのこと。
山崎12年は全く香りが異なります。
熟した柿。バニラの香り。華やかな余韻があり、ピート香りも楽しめます。
こちらは特に水割りで引き立つようです。
飲み方によりウィスキーもさまざまな顔をみせるようです。
チョコレートのような甘いものと合わせるなら「ストレート」
和食のような繊細な料理には「水割り」…繊細な甘みが引き立ちます。
「ハイボール」にするとフルーティーさが引き立ちます。
「ロック」は徐々に氷が溶けることで、いろんな顔が楽しめます。
サントリーさんといえば、昔は「寿屋」さんという屋号。
「山崎」の「崎」という字に「寿」が使用されているとは…初めて知りました!粋ですね。
「ウィスキーライブラリー」
たくさんの原酒が展示。見応えあります。
テイスティングルームもありますよ~
本日はたくさん質問もさせて頂き、とても勉強になりました。
ウィスキーの魅力に魅了され、「ファクトリーショップ」では「ウィスキー」の本を購入してしまいました。
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