つづきまして…
「永源寺の里にごりワイン」シリーズ。

甘口ののにごりと聞いて、ちょっと興味がDOWN
しかし!さすが「ヒトミワイナリー」さんのワインです。
香りがとっても華やかです。ライチのようで、そそります。
甘みがあるのに、きれいな酸味があるので、美味しく飲めます。
このワインは「ズースレゼルベ」という製法をとっています。ドイツワインで使われる製法ですね。
零下25℃で凍結濃縮させた果汁を加える製法で、溶けはじめの糖度が高い部分を添加しているので、とってもフルーティーで贅沢な味わいです。
甘口はちょっと…と思いましたが、このワインは多くの人に気に入っていただけるでしょう。

次は…この画像でいうと、左から3番目。
「ランブルスカ ルージュ」
とっても可愛らしいロゼにやや近い赤色。
ベリー系の豊かな香りに、やさしく繊細なタンニン。
ライトながら旨みときれいな酸があります。
ワイン用には不適とされる「ランブルスカ」種の「キャンベルス」と「ベリーA」を敢えて原料にしたそうです。
宮本さん曰く「マスカット・ベリーA」の土っぽさを「キャンベルス」がフォローし、とてもバランス良くなったのだとか…
熟成させても期待がもてそうです。
次は…「Delic Blanc」と「Delic Rouge」!
ヒトミワイナリーさんでは珍しい、輸入産のぶどうを使用しています。
国産ぶどうに全て切り替える為、こちらの商品は今後作られないとのこと…
期待せずに飲んで、その美味しさにビックリ。
「白」は華やかなシトラスなどの香りに、旨みがのっている味わい。
「赤」もベリーの豊かな香りに、程よいコクに旨み。
ちょうど旨みがのって、美味しくなっていると思いますが…
とにかく、ヒトミさんの手にかかれば美味しくなるのですね~
最後は「秘蔵酒」?

男の巨峰「poison kyoho 2011」!
グラッパのような香りがあります。
甘みがあるんですが、かなり多い酸、アルコールもカッときますね~。
ちょっとクセになりそうなこの味わい。ついついもう一口もう一口…
このワインの謎を宮本さんが教えてくれました。
巨峰の果汁を零下25℃に凍結し、余分な水分を除いた高濃度果汁を低温発酵。
糖度が高いとアルコール度数は高くなります。
糖度20%→アルコール度数10%
糖度39%→アルコール度数19.5%
ということで、なんと驚きの19.5%です!
そのアルコールの高さにより、天然酵母が自ら力尽きたという…おもしろいですね~
酸度も驚きの18%。
なにもかも、世界初ではないかという、おもしろいワイン
ガンガン冷やして、又は氷を入れて飲んでも美味しいそうです。
結構、料理は魚卵系でも合うそうで、イクラをサワークリームであえたものや、うにをメレンゲでかこったものなどでもGOODだそうです。
アルコール・酸が高く、甘口なので、抜栓しても、一ヶ月ほど味が落ちないそうです。
…すぐなくなると思いますが…
かなりクセになりそうです。…しかし、これも完売でした。
「ヒトミワイナリー」さんのテーマは「きれいな酸」と「ミネラル感」とのこと。
ホント、「ヒトミワイナリー」さんの挑戦する姿勢。また、ワイン造りを楽しんでいる姿。そしてそこから生まれるワイン達…全てが大好きです。
今回も、熱のこもった説明をありがとうございました。
最後はパンを購入し…(試飲の際、だして頂き美味しかったので…)

地下の製造所をみて…

名残り惜しみながら帰りました…
ありがとうございました。
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